御巣鷹山の事故

御巣鷹山の事故から35年が経つのですね。今でも、あの事故の衝撃は忘れられません。父も東京出張の折には、よく利用していた便でした。私が免許を取得してからは、よく伊丹空港まで父を迎えに行っておりました。

実は、生徒さんの中に元JALの整備士さんがおられます。

「御巣鷹山の事故機も、私は整備したことがあるんです。」とのことでした。

私の何倍、いや数千倍ほどのショックだったことでしょう。どれほどの想いを抱えて、その後の仕事をされて来たのだろうか?と、それ以上は聞けませんでした。

定年まで無事に勤め上げた方ですが、心の病にも罹ったことあるんですよ…とおっしゃってました。単身赴任もずっとされていたそうでね。

「そんな自分が余生でこんなにピアノに親しむなんて🎹」とおっしゃっておられました🍀

「音楽が身近にある今の人生が本当に嬉しいです、ピアノを弾いていることが楽しくて仕方ないです」と言ってくださいます。

人の命を預かる仕事…さぞかし長年の勤務は、大変だったと思います。

第二の人生でピアノに親しんでいただき、私のレッスンを楽しみにしてくださっていること。

ありがたい事だと私の方が感謝です🌟

浜松で出会ったスタインウェイピアノです。

足の形が特徴的で、ビックリでした。